冒頭の画像に並ぶウイスキー。
左から、
・キルケラン
・ヘーゼルバーン
・スプリングバンク
・ロングロウ
・キルホーマン
・グレンアラヒー
・アラン
実は、このウイスキーには共通点があります。
日本国内での正規代理店の「ウィスク・イー」が取り扱うラインナップです。
「スプリングバンク」はもはや入手困難。
それに呼応するように、同じキャンベルタウンモルトの「ヘーゼルバーン」「ロングロウ」「キルケラン」の人気も高まるばかり。
「グレンアラヒー」は “ワールドウイスキーアワード2021” のシングルモルト部門の最高賞受賞と同時に品薄に。
「アラン」もボトルデザインのリニューアルもあり人気が沸騰し同じく品薄に。
「キルホーマン」の個性を愛するアイラモルトファンの増加。
などなど、
いずれも非常に人気が高く、多くのウイスキーファンが求めるブランドばかりですね。
これらのブランドの日本での正規販売を契約した「ウィスク・イー」って、いったい何者だろう?
先見の明、選球眼、センスの良さと言いますか、ちょっと気になりますよね。
ウィスク・イーとは
1998年に「アラン蒸溜所」のブランドの取り扱いを皮切りに、株式会社アラン・ジャパンを設立。
2001年に「株式会社ウィスク・イー」に改称し、現在に至る。
2004年に「スプリングバング」
2009年に「キルホーマン」
2018年に「グレンアラヒー」
と、ブランドの取り扱いを進めていく。
この時系列から、「先見の明」ありと言っても過言ではないですよね。
その思いは、オフィシャルホームページで以下のように記載されています。
私たちは1995年、スコットランドに新たに設立されたアラン蒸溜所との繋がりを通してこの洋酒業界に参入しました。そして、アラン蒸溜所のウイスキーを日本に伝えることを通して私たちが『クラフト』という概念を知ることになったのです。そう、まだ『クラフト』という言葉が真に目覚める前に。人の手により大切につくられる、可能な限り最良の原料を使った、コストを顧みずに目指す味わいと香りだけを追求してつくられたもの。それが『クラフト』なのです。
中略
『ウイスキー』は今もなお私たちのビジネスの中核です。近年の厳しい供給状況において特別な樽を見つけることは困難を極めますが、不可能ではありません。ここ数年さらに広いマーケットから急激に関心が寄せられていますが、それは私たちにとって長い間待ち望んでいたことでもあるのです。
引用/オフィシャルサイトより
ノン・チルフィルタード
このラインナップで、もう1つ共通点を見つけました。
看板商品のウイスキーは、どれも「ノン・チルフィルタード」を採用しています。
一般的には、ボトル内に澱(おり)が沈殿しないように、「冷却ろ過」(チルフィルタード)により除去されます。
しかし、同時に「樽」の香味成分も失われる弱点があることから、「冷却ろ過」を行わない、つまり「ノン・チルフィルタード」(非冷却ろ過)にこだわる蒸溜所もあります。
「イチローズモルト」でも採用されていますよね。
私も、ウイスキー選びの選択肢の1つとして重要視しています。
このような製法にこだわりを持つ「蒸溜所」に着目されているのも、偶然ではないと思います。
🔽参考/ノン・フィルタードについて(アラン・グレンアラヒー)
ウイスキーのラベルに「Non-Chill Filtered」(ノン・チルフィルタード)という表記を目にしませんか。 「Chill」は「冷気」、「Filtered」は「ろ過処理」という意味です。 これに「Non」が付きますから、[…]
正規代理店
正規代理店が扱うウイスキーを「正規品」といいます。
日本の企業と海外の蒸溜所やメーカーとの間で、日本国内での販売代理店の契約により輸入されるものです。
多くは船便による輸送過程における “温度や湿度” の「品質管理」、国内向けの「品質保証」、「トラブル対応」など、
正規代理店は多くの役割を求められます。
一方で、正規代理店を通さず、現地の蒸溜所や販売店から直接に買付けたウイスキーを「並行輸入品」といいます。
一般的には、輸送における品質管理において不透明な部分が多いと言われています。
・平行輸入ではなく、品質管理の行き届く「販売代理店」から仕入れるウイスキーをお客様に提供したい
と、熱く語っていました、、、。
やはり、品質管理の行き届いた正規品は、安心感がありますね。
もちろん、
並行品の全てが品質に劣るわけではありません。
代理店手数料が発生しないために正規品より販売価格が安くなる傾向にあります。
基本的には中身は同じですから、並行品を選択される方もいますよ。
正規品(見本)


まとめ
正規代理店の「ウィスク・イー」が手掛けるラインナップは魅力的ですよね。
ウイスキーファンの中には、 “ウィスク・イーの取り扱いなら「間違いないだろう」” という理由で、
購入を決めるという話も聞きます。
品質管理が行き届き、丁寧な対応、製造方法へのこだわり、センスあるラインナップ、、、となれば
たくさんあるウイスキーの中から選択する1つの理由になりませんか。
まさに「ウィスク・イーで選ぶウイスキー」ですね。
オフィシャルサイトには、その他のウイスキーやお酒の取り扱いもありますので、ぜひチェックしてみてください。
以上でございます。
最後まで、読んでいただき、誠にありがとうございました。
ウイスキー購入の選択肢の1つとして、参考になれば幸いです!
※写真は個人撮影によるものです。
・未成年の飲酒は法律で禁止されています。(お酒は20歳を過ぎてから)
・飲酒運転は法律で禁止されています。
・妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。