千葉県初のウイスキー誕生「房総ウイスキー」

先日、千葉県の房総半島へドライブ に出かけたときのこと。

立ち寄った「道の駅」で、偶然目にした「房総ウイスキー」。

なにこれ?と思いながらも「千葉県民として無視できない」「ちょっぴりその将来へ期待してみたい」というわけで購入した次第です。

味わいのほどは?

テイスティングを通して、「房総ウイスキー」を紹介していきます。

製造元/須藤本家

明治18年に創業した清酒造りの老舗です。

千葉県で唯一、名水100選に選ばれた「久留里の天乃原(てんのはら)」という自噴する地下水を利用した日本酒の製造をにはじまり、千葉県では珍しい焼酎も手掛けています。

さて、清酒造メーカーによるウイスキーとは。

※酒蔵の歴史や背景について、詳しくは「オフィシャルホームページ」をご確認ください。

テイスティング

【基本情報】

  • 産地  /千葉県君津市
  • 原材料 /3年熟成自家製モルト&英国産輸入グレーン
  • 熟成樽 /アメリカ産シェリー樽
  • 熟成期間/3年
  • ALC   /40%
  • 内容量 /700ml

【感想】

  • 香り/グレーン由来の「穀物」の甘い香りが強い。
        「バニラ」「スモーク」といった要素はほとんどない。
  • 風味/甘く軽い。アルコールの刺激も少なく、口当たりは軽くなめらか。
         香りと同じく「甘い風味」が先行し多彩なウイスキーの要素は少ない。

自家製モルトの混成比率の記載はないが、モルト比率は相当に低いだろう。

グレーン由来の穀物の「甘味」が大半をしめ、モルト由来の要素は感じられない。

ウイスキーの多彩な要素は少なく、想像はしていたが「やはり」である。

一方で、価格は2400円とリーズナブル。

穀物の甘味を「炭酸水」で中和することで味わいのバランスが生まれる「ハイボール」をおすすめしたい。

これからの暑い季節にいかがでしょうか。

房総ウイスキーに想うこと

先日、「ジャパーニーズウイスキー」の新たな基準が制定されました。

自社で製造せずとも、海外から輸入したウイスキーをブレンドして販売することも、酒税法上ではウイスキーの製造に当たります。

そのため、簡単に「ジャパニーズウイスキー」と名乗れないように基準が設けられました。

原材料や製造方法、「日本的な表現の基準(地名や人名)」の基準を設けることで、正しい「ジャパニーズウイスキー」を規格化したものです。

ライトなウイスキーファンや海外の方が、「ジャパニーズウイスキー」と誤認しないよう設けられたものですね。

さて、産声を上げたばかりの「房総ウイスキー」。

厳密には、「ジャパニーズウイスキー」と現状は名乗ることはできません。

もちろん「ウイスキー」であることには変わりありません。

(原材料を海外から輸入し、日本国内でブレンドすることは大手メーカーでもあることです。)

そして、5年・10年と製造が続き、「房総ウイスキー」が堂々たる「ジャパニーズウイスキー」になることを期待しています。

千葉県民として、切に思う次第です。

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ジャパニーズウイスキー

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